-あとがきらしきもの-

はじめまして。日向です。
この作品は絶対に「あとがき」なるものは書かない方がいい、絶対に!と決意していたのですが、やはり自分の考えを忘れないように書き留めておこうと思います。

ここを読まれたかたは、作中にでてくる会話の意味がお分かりになるかもしれません。少しだけお付き合いください・

夢とは一体なんなのか。
もちろん科学で説明されています。
決してオカルトなものではないように思います。
私も今もその考えになんの疑問も抱きません。

私たちは夜、たくさんの夢をみるそうです。
しかし私たちはそのほとんどは忘れてしまい、覚えていても、その日にみた一番「最後」の夢なのです。

夢をみるまでの過程。
レム睡眠だのなんだのっていろいろ説明はつくみたいですが、
皆様は夢の中での「感触」や「声」などに疑問を持ったことはありませんか?

自分の"身体"は寝ている状態なのに、
夢の中では"動いている"こと あまりにもリアルで、そのリアルさに疑問を持ったことはありませんか?

なにより、「正夢」
あるいは「ずっと前にみた夢の続き」
「予知夢」

これら全て"無理やり"科学的に証明することはおそらく可能だろうし、なんとでも言えるはずなのです。
そうして私たちはそれに納得しています。


しかし、私はそれだけではないと思っています。
よく考えれば科学的なことであり、さらによく考えればどう考えても不思議な体験、「夢」

ここからは私たち側の少しオカルトな意見に過ぎませんが、自分で造り出した夢は間違いなく造りだした「世界」であり、そこに出てきた人・動物 全てのものは、決して消えるわけではありません。

私たちは魂レベルでつながっています。
もちろん「ヒト」としてではなく、魂として、です。

ただ、私たちが忘れてしまえばそれで終わりの世界。
逆に言えば、私たちが覚えている限りは決して消えはしない世界なのです。

なぜか印象的に、鮮明に残っている夢はありませんか?
忘れたくない夢、そしてその住人はありませんか?

もしあるならば、大切にしてください。
きっとまたいつか会えるから

そうして向こうもきっと、あなたを待っているはずです。
いつまでも待っているはずです。

それでは失礼します。
お付き合いいただきありがとうございました。