俺は腹の虫が治まらず、どこかに行こうと輪から離れた。


「おい、兄ちゃんどこ行くんだ?」


ライダーのとっつぁんが付いてきた。


「どこでもいいだろ。」

「なんだよ、拗ねたのか?らしくねぇな。あんなタクランケの言う事間に受けるなんてよー。」



「…1人にしてよ、とっつぁん。」


「なんだよもー。」


俺はとっつぁんを置き去りにして1人になった。