「うぅ、恥ずかしい...」 「顔真っ赤だな」 「どうしよう...。気になる?」 「別に?気にならないよ」 「本当?」と聞き返すと、「本当」と笑いながら、あたしの頭をぐしゃぐしゃと撫でた。 「......あー、もうっ。折角朝頑張ったのに...」 そういって、わざと春希に怒る。 ぐしゃぐしゃになった髪。