曖昧プラトニック【完】









もしかしたら、この言葉の次は「転校生が来る」だろうか?
だとしたら、あの男の子...。

としたら、同じクラス...!?


あの男の子を思い出すと、背筋がゾワっとした。




「転校生が来ます」



すると、あたしの予想通りの言葉が聞こえた。




クラスのみんなは、転校生の登場を心待ちにしたいる。
騒ぎ出す教室。

そんな中、あたしは少し憂鬱な気分だった。