「花弥(カヤ)!」 春希が、嬉しそうに彼女の名前を呼んだ。 「もう、昨日メールぶちったでしょ!?」 「あ~、ごめん...。寝てた」 「おいっ」 肩につくかつかないかぐらいの、綺麗な髪の毛を揺らして春希と話す彼女。 ......春希、嬉しそう。