「ねぇ、りん。竜のことまだ好き?」
それはもちろん
『好きだよ!』
「竜はさ、モテるんだから早くしないと
他のコにとられちゃうよ」
『そうだけど…』
「いつまでうじうじしてんの?
他のコにとられていいの?」
分かってる。早くしないととは思ってる
けど、自信がもてない。
『……』
「りんはね、私が知ってる人のなかで
1番可愛い。だから自信もって!」