flower2

ライトダーク魔法学校。



休み時間、私と真梨は校舎をうろちょろしていた。









「華乃?ど、どうしたの?」



「えっ?!あ、ごめんっ!!」




「華乃らしくないよ…?」







あぁ…。




ずっと考えちゃうようになってる?!






ダメだ!





恋したくてたまらないっ!!






「ねぇ、華乃…?まさか…」





バレたかな?






恋がしたくてしたくて仕方ない事。





「風邪でもひいた?」





「ちっがーう!!」




何でっ?!






何で風邪になっちゃうのぉっ?!




「そっか…じゃ、ただ単にボーッとするだけ?」





「それもちっがぁう!」





「えぇぇ……じゃあ何かな…」






いやいやいや……。



真梨って意外と天然なのかも。







「私は悩んでるのっ!」





「なっ、何に?!」





「恋したいんだよ!そのためにはどうするべきか悩んでるのー」






「え?!そんな事だったの?」





私が真相を伝えると、真梨にとってそれは「そんな事」だったらしくすごいリアクションをされた。




「じゃあ、オススメの人教えるにぇ……教えるね!」




「あーうん」




また噛んでる真梨。



噛みすぎじゃないかな??






「コッチ来て。イイヒトいるよ」






真梨にオススメされ、一つ年下のクラスへと足を踏み入れた。




「ほら、あのカワイイ男の子」






「……あの子?」




金髪で身長は140cm程と低めで…何処か幼げなイメージ。





「そう…あの子」




「何であの子なの?」



「私と家隣でね…よく喋るんだ。あの子にお願いされたらどんな事でも断れないよ」





「へぇ…」




真梨と家が隣らしいその男の子は、隣の席の男の子と何やら話している。





爽やかな笑顔が印象的で、悪い印象はちっともなく、どちらかといえばモテそうな雰囲気の男の子。







「名前、何て言うの?」




「…それは、自分で聞いてみて」







「へっ?!」





私は真梨にトン、と背中を押され教室の中へ入る。




そして金髪の男の子に声をかけてみた。