付き合っていた期間は確かに楽しく
充実していた。
でも何かが足りなかった。
彼女と話していた時のような
心地よさはなかった。
結局俺はその後輩の子にさえ
気を使っていたのだ。
それは俺にとっても後輩の子にとっても
最低な行いだった。

結局どんなに気をそらそうと
彼女を作ろうと
何しようと
俺は心のどこかでいつも
彼女のことを想ってしまっていたのだ。