雷獣は猫がお好きなようです

「急がないとっ!!」




あたしはベッドを降りて急いで準備をする。




「あ~、時間ないっ!!今日はおにぎりでいいや!!」




適当に味付けをしておにぎりを二つ作る。
それを甘い匂いのする鞄に放り込む。




「行ってきま~す!」




部屋に誰もいないことがわかっていながらも声を掛けて出た。




学校までの道のりを走って向かう。
昨日繁華街で見た不良の大掃除(?)はもう終わっているようだった。





マンションから学校まで走り続け、学校に着いたのはもうお昼前だった。




「はぁ…、はぁ…、やっと着いた…」




靴箱で上履きに履き替えているときにふと思った。




普段は授業ないんだし、教室にいるのも暇だよね。このまま屋上行こうかな。
多分誰かいると思うし!誰もいなかったら教室に帰ろう、うんそうしよう!!




あたしはそのまま屋上に行くために特別棟に向かった。