雷獣は猫がお好きなようです

蘭くんが作ってくれた紅茶を飲みながら待っていると、30分くらいして黎士がオムライスとカツ丼を両手に抱えて厨房から出てきた。




「お待たせ。気に入ってくれるといいんだけど」




オムライスをあたしの前に置いてくれた黎士にお礼を言ってスプーンを手に取った。




(見た目からしてとても美味しそう!!)




「いただきますっ!!」




オムライスをパクリ、と口に入れる。




「…どうだい?」

「…美味しい。美味しいです!!」




バッと顔を上げると、黎士は驚いたような顔をして笑った。




「そう言ってくれると僕も作った甲斐があるよ」

「だろ?洸心も結構気に入ってるんだぜ?」




横を見ると蘭くんはもう食べ終わっていた。
…早っ!!