雷獣は猫がお好きなようです

「あと、俺の半径1メートル内には入らないでね?入ったら容赦しないから」




詩音は信用してないやつは自分の半径1メートル内には入れない。
詩音の過去にも原因はあるが、殿隊長は暴走時は最後尾を任される。




殿部隊の役目は後ろから来るパトカーや他の族を阻止して本隊に近付けないようにすることだ。その所為で詩音は常に誰からも距離をとっている。




なんとかしてやりてぇとは思うが俺たちには救えない。でも、もしかしたら、この女なら救えるかもしれない。




「覚えとくね。あと、その作り笑いやめたら?作り笑いされるくらいなら無表情でいられたほうがいい」




っ!?詩音の作り笑いに気付いたのか…!?
凄いな…。普通のやつは違和感を感じもしないのに……。
やっぱりこいつなら…。