昨日はかなり暴れたと思う。
いや、暴れた。




昨日の女に早く会いたいからか、いつもより早く起きてしまった俺。といっても普通の学校ではもう授業が始まっている時間だ。




髪をワックスで固め、学校へ行く準備をする。
家を出れば鍵を閉めて駐輪場へ向かう。




そこには他のに比べて一際目立つ俺の相棒。




単車に跨り、エンジンを噴かせて啼かせる。




心地よい低音を響かせながら相棒を走らせた。




あの女を探すには学校をしらみ潰しに探すしかないな。
まずは鳴高を探すか。




そう思いながら学校に着いた俺は、駐輪場に相棒を停めた。