雷獣は猫がお好きなようです

「え、朔妃男ぶん投げたの!?」

「マジで!?」




すっげぇ!!と興奮する薫と一哉。




「別にカッコよくないし。あたしのアイスを落とすのが悪いのよ」




フン、と怒ったように言うと




「アイスでキレるとかどんだけだよ!?」




ツボに嵌ったのは笑い転げる二人。




「笑い過ぎ!!それ以上笑うとシバくよ!?」




冗談半分で言うと、二人は更に笑った。
笑い上戸なの?




「ワリ、ワリ。俺らにそんなこと言うのってお前くらいだぜ?」

「玲衣さんが気に入るのわかる気がするっス!!」




一哉は目に涙を浮かべながら笑うのをやめ、薫はキラキラした目を玲衣に向けた。




あれ?薫に耳と尻尾が見える…、柴犬の耳と尻尾が…!!
千切れんばかりに尻尾を振っているのが見える…!!いよいよあたしの目は可笑しくなったのか!?