雷獣は猫がお好きなようです

「んじゃ、俺が呼んだら入ってこいよ」

「うん!」




蘭くんは教室のドアを思いきり開けると、大きな声で叫んだ。




「お前ぇら、うるせぇんだよ!俺の前でガタガタ騒いでんじゃねぇ!!」




蘭くんがそう言うと、教室にいる生徒たちは一気にシンとなった。




「今日は転校生が来た」




蘭くんの言葉で、また教室が騒がしくなった。




「男っすか、女っすか!?」

「男ならやっぱパシリだろ!!」

「女だったら清楚系がいいよな!!」




男子達の騒ぐ声が廊下まで聞こえてくる。