雷獣は猫がお好きなようです

さっき通った廊下を戻って左に曲がる。




「あ、ホントに職員室に着いた!」




あの金髪男が言っていた通り、職員室に着いた。
あ、疑ってたわけじゃないけどね!
ありがとう金髪男くん!!




「失礼します、斉藤朔妃です」




職員室のドアをノックして中に入ると、何人かの教師がこちらを凝視していた。




何…?
あたしなんか変なことした!?




「朔妃…?朔妃か!?」




…え?




「…蘭くん?蘭くんなの!?」

「朔妃!久し振りだな!」

「蘭くん!!」




彼の名前は如月蘭くん。
お兄ちゃんの親友で、元不良だったらしい。族とは無関係だったらしいけどね。