雷獣は猫がお好きなようです

「…………」

「…………」




お互いに黙りこくって見つめあう。




「何見てんだよ、さっさと失せろ」




先に口を開いたのは金髪男のほうだった。
寝起きで機嫌が悪いのか、私を睨んでくる。




「いや、迷っただけだから。てか、職員室ってどこ?」




金髪男の不機嫌そうな態度を物ともしないあたしは、かなり肝が据わってると思う。




「……そこの道を戻って左に行ったら職員室がある」




金髪男は睨むのをやめると、あたしがさっき来た道を指指した。




「ありがと!」




あたしはニコッと笑うと軽く頭を下げて元来た道を戻って金髪男の言った通りに廊下を進んだ。