学校生活は楽しい。 昔の友達と再会できて、嬉しい。 だが、最近少し寂しく感じることもある。 千尋、秀人、竜。 あの三人は、変わらず仲良しだ。 私の知らない8年間が、あの三人の中にはあるんだと。 そう思うと少し、悲しく感じるのは、自己中だろうか。 日が沈み、辺りが薄暗くなる。 どこからか吹き付ける風が、私たちの髪の毛を揺らした。 「……竜兄は何も変わってないよ」 悠斗は何を思ったのか、労わるように柔らかな声で、つぶやいた。