ようやく着いた先は街外れの廃工場だった。



廃工場の前にはバイクと車がズラッとならんでる。



ここ、何?




そう考えていると
「降りろ。着いて来い。」



と、あいつに腕を引っ張られしぶしぶ着いていくことに。




なんであたしはついて行かなきゃいけない?




助けて貰ったことは感謝するけど、




今から何処いくの?




あいつは目の前にある重く錆びた鉄の扉を開けた。その瞬間




「「お疲れ様です‼リーダー!」」