あの日私は――。






『来た来た。

……由奈ちゃん、おはよ~』


『、、おはよ』




私は明らかな違和感を覚えながらも普通にあいさつを返した。


そして、背中に視線を感じながら自分の机に向かう。










『…………え、』



――ない……。




私はいすに座り机の中に手を入れて疑問に思った。


昨日終わらせて、持ってくるのを忘れないようにと入れておいた宿題が手に触れなかった。




『…………クスッ』



――っ!




少し離れたところから聞こえた笑い声。

私は、全てを悟った。