「おい、ブス! そこ邪魔なんですけど? さっさとどけやっ」 「っ――」 「、、ん?なんだその目は。 文句あんなら口で言え、ブス」 ギャハハ、と下品な笑いが昇降口に響き渡る。 こんなのはもう慣れすぎて何も感じないのだが、 擦りむいた膝や手の平の痛さには、どうしだって慣れることなんてできない。 例えばそれが、 もう7年間続いていても――。