「ふわぁ~……さてと」



私は一人呟くと
学校に行くための支度を始めた。


芸術的に染められた教科書たちと、使い初めから進化を遂げた筆箱を
これまたハイセンスな色に塗られたスクールバッグに投げ入れる。