for U〜名のない歌〜


「ルナちんー、これ、ルナちんのデザイン?」

「一応ね。おかしい、かな?」

「めっちゃ可愛いじゃん!ルナって感じ!」

律と心が笑顔であたしの書いたデザインを見る。

「でも、正直オーソドックスすぎる気はするなぁ。なんか、ルナちんの、上手なんだけど…80点って感じ!」

80点。

合格点は出るのに、満点は出ない…

「そうかなー、よく見ると、これ、襟の形普通の襟じゃないよ?セーラーでもないし、アシンメトリーなんだけど、バランスもいいし。」

「あ、ありがと。」
あたしはそれしか言えない。

だって、なにいっていいかなんかわかんないから。

「でも、模様がなくてただの茶色なのは惜しいよね。ドットもいいし、花柄もいいだろうなぁ…。」

律はブツブツと、つぶやく。

「これにさ、花柄とかドットとかアーガイルとかもよう違いで作ってしかも色違いも作るのどうかな?ルナちん、いいかな?」

あたしのデザインを二人が認めてくれたんだ……


嬉しい!