「YUDUKIさんは、前ボーカルだったんですよね。なぜ、ボーカルをやめたんですか?」
司会者は佑月にするどい質問をした。
はっきり言って、こんな質問するとは思ってなかった。
「俺が喉を壊して、歌えなくなったんです。それだけです。」
佑月は、それだけ言って、口を閉じた。
「まぁ…大変ですね…」
流石にそこまでシリアスな話題だと思ってなかったらしい。
この司会者、無脳なのがわかる。
ううん、なにもかんがえてないだけかな。
「では、KAORUさん、なぜsky flyを作ったのですか?」
なんだか、vivincrownのときより質問が鋭い、
「俺たちが揃ったから。俺たち全員がそれぞれの武器を手に立ち上がったから。それだけです。」
それぞれの武器…薫はベース、俊はキーボード、桐生は、ドラムで美由がギター。佑月は、喉。あたしも喉。
こんなにたくさんの武器があったんだ…。


