for U〜名のない歌〜


あたしは、押されてドアの前に立った。

その瞬間に、扉が空いた。

「sky flyさーん、出番です。」

あたしは佑月を見た。薫も、美由も桐生も俊もみた。

薫が佑月に言った。

「俺たちがお前を頂点に連れてってやる。」

俊が佑月の、手をとった。


俊はゆっくり頷いた。

「あら、sky flyの皆さんじゃない?」

「!ナギサ…。チナツ…。」

日野原百合という、女の後ろにナギサと、チナツは、立っていた。

他のメンバーはいないらしい。

「さっきは見せていただいたわ。素晴らしい仲間愛ね。ふふっ、でも、」

気づいたら日野原はあたしの隣にいた。

「そんなのはやらないわ。」

そう。結局、vivincrownは、はやりが大切。

あたしたちは楽しくしたいだけ。

だから、敵じゃない、はず。

「百合、行こう。」

チナツが、日野原に声を掛ける。

日野原は気づいてないらしく、まだあたしの隣にいる。

「百合!他のグループに迷惑をかけるな。」