「あたしは、新垣流奈。S女子学院高校2年。えと、音楽科コースで作詞作曲、声楽、してます。それと、服飾部の部長してます。服は作れないけど…。」
S女子学院高校の、服飾部といえば…
「ブランドの、piannishimoじゃんっ!」
「そ、そうです。piannishimoです。」
piannishimoといえば、女子に大人気で、ロリータ系ファッションや、ゴシック系、パンク系に、コスプレグッズなども揃っているといって、有名だ。
もちろん、ガーリー系も、フェミニン系も、揃ってる。
美由はよく、piannishimoの服を改造して、ライブに出ている。
「てことは、その服…」
「piannishimoの、試作品ですよ。」
遠い世界の人間がすぐ近くにいる。
そう思った。
それは、俺だけではなかったようだ。
「部長って言っても、あたしがやることは、お金の管理だけなんですけどね。」
ニコッと笑って、続けた。
「バンドしながら、部活しようと思ったら、服飾部が一番良かったんです」
milkyway☆と、服飾部のことを話す時は、すごく楽しそうだ。
あと、歌っている時。


