「ルー様素敵…///」
「次はヒカリがリクエストしてもいいかなぁ?」
「もちろんです!」
何ともすごいですな。
このハモりぐあい。
「じゃぁ、みんなも一緒に歌ってね!SUMMER Snow!」
これもあたしの曲……。
「ほら、ルナ。」
あたしは頷いた。
♪真夏の暑い日のこと
あたしはただ何も言わず
考えることもできなくて
言ってみた一言は
夏は嫌いだな
次の日からなぜか寒くて
まだ夏なのにねとか笑いながら
冬物の服を取り出した
その時はまだあたしの願いが
叶っただけなんて思わなかった
真夏の夜空に光るSnow
明るい空は見えなくて
何だか少し物足りなかった
真夏の夜空に光るSnow
チラチラ落ちてきてるけど
何だかもう嫌だ
もう嫌だもう嫌だ
何度もそう繰り返して
戻ってよ戻ってよ
何度も何度も願った
もう嫌だよこんな世界
あたしがあんなこと言わなければ
よかったんだよね
その時勝手に雪がとまった。
あたしの願いがかなっただけ。
真夏の夜空に光るSnow
もう見えなくなった
何だかもの足りないけれど
真夏の夜空に光るSnow
見えなくなってよかったのかな
戻ったんだから
必死にそう思ったある夏の午後♪


