for U〜名のない歌〜


佑月の了承を得て、俺は作曲室へと向かう。

本来の歌詞を並べる。


for U

あなたのためにあたしができること
どれだけあるかわからないけど
遠く離れたこの場所で
あなたのことを日々祈ってるよ

名前だって知らないまま
何年も離れているまま
あなただけを想い続けた
なんてちょっと重いかな

でも許して、幼いあたしには
それだけあなたの存在が
神様みたいだったの

優しい鼓動暖かい手のひら
あなたの顔はわからなくても
それだけはずっと覚えてる
何年立っても何があっても
あなたのことは忘れないよ

もしもあなたに会えるのならただ
普通の世間話をしたい
遠く離れた場所同士
いろんな話ができるよね

顔も名前も覚えてないのに
こんなこと願うなんて
おかしいかなどうなんだろう
なんて、毎日思った

でも許して、幼いあたしは
これくらいのことしか
考えられなかったの

for Uあなたが好き
名前も顔も覚えてなくても
あなたの優しい声は
絶対に覚えてる
何年立っても何があっても
絶対に忘れられないよ

あなたのためにできること
それはきっとあなたを想う
その気持ちを持ち続けること
なんて片思いなのに生意気過ぎかな?

それだけ、あたしはあなたが好きなんだよ……。