「ルーナ、頑張ってる?」
「俊と美由!」
いきなり俊と美由が、部屋に入ってくる。
さっきの桐生といい、俊と美由といい、いきなり……
「誕生日、おめでと!」
「はっぴーばーすでー!」
急に二人から抱きつかれ、びっくりする。
美由はともかく、問題は俊。
ぎゅーって抱きついてきて可愛いんだけど、俊は男子。
めちゃくちゃ苦しいのだ。
「ちょ、ぎ、ギブ!離して!」
あたしは大声をあげた。
「ルナ⁉俊、お前誰の女に抱きついてんだよ。」
「薫の♪」
そこから、薫と俊の、言い合いが始まり、あたしと美由はただ見守っていた。
見守ることしかできないし。
「これ、誕生日ぷれぜんと。」
美由はニコって笑って、あたしに紙袋を差し出した。
早速覗いて見る。
ぁ、
「piannishimoの、カバン。」
「ルナの、いつも試作品なんでしょ?だから、私と俊から!」
それで二人できたんだ…。


