「私からは、かわいいかわいいネックレスよ!」
そう言って沢田を俺の前に突き出してきた。
「おい…、これ」
「そう!ペアネックレス。2つ合わせるとハートになるの」
「これをゆきなと?」
「そうよ!ほら、ゆきなにつけてあげて!」
「俺がゆきなに?!」
「ほら、早く!」
そう言って、沢田はゆきなを俺の前に立たせていた。
「千葉、早くつけなよ!」
ゆきなはうしろをむき、つけてもらうのを待っていた。
「ゆ、ゆきなつけるぞ?」
「うん!」
緊張してつけるのにちょっと時間がかかったけどちゃんとつけれた。
「ゆきなもういいぞ」
「わぁー!可愛いー!」
ゆきなはものすごく喜んでいた。
その姿が可愛くて、つい見とれてしまっていた。