2学期はあっという間に過ぎていった


合唱コンクールは銅賞も取れず、金賞は沙羅のクラスが選ばれた


てか指揮者が梅本に決まった時点であたしらのやる気はほぼ0に等しかった




合唱コンクールが終わったあとすぐに期末テスト


相変わらずの成績に笑いしか出なかった


あと、面接の練習も始まった

普段滅多に使わない敬語に、少しのストレスを感じながらも作り笑顔でがんばった

テストには全く自信ないから面接でどーにかするしかない


まぁそんな感じで、みんな入試のことで頭がいっぱいで、嫌がらせとかそんなものはなく、梅本とはただ一切話さないだけだった


でもまさかあんなことが起こるなんて、この時のあたしには全く予想も出来なかった