そんな視線に気付いたあたしはコホンっと一つ咳をして無理矢理冷静さを装い


『あたしの気持ちは伝わったよね?返事きかせてください』

その言葉に静まる教室


その沈黙にあたしの鼓動はなぜか速くなり、茅ヶ崎くんを直視できなくなっていた


告白ってこんなに緊張するもんなんだ


本気ぢゃないあたしでもこんなにドキドキするのに、本気だったらどーなっちゃうんだろう…


そんなことを考えていると、茅ヶ崎くんが口を開いた


『ごめん……俺…好きな人がいるんだ……』


この言葉に頬が緩むのが分かり、慌てて下を向いた




その言葉待ってました!!