SHRが終わり、先生が教室を出るとすぐに、萌たちがあたしの机の周りに来た

『舞ちゃんさっきのどーいうこと!?』

『やっぱり好きになっちゃったの?』


あたしそんなに惚れっぽくないよ?

『好きってのはもちろん嘘だよ。でも茅ヶ崎くんの好きな人を知るためには良いチャンスだからね放課後告白します!』

あたしの言葉に呆然とする萌たち

あたしそんなに変なこと言ったかな?


『あたしたちは……どうすればいいの?』

真っ先に状況を把握したのは美里だった

あたしはニコッと笑い、今回の作戦を詳しく話した