他の部員たちも言おうとしてくれたけど、祐ちゃんの速さには敵わなくてこっちに視線を向けるだけだった。 「雨宮、最後まで話を聞け。 ったく、ただしレギュラーメンバー以外の奴な。 って言おうとしたらこれだもんな」 と呆れ顔の先生。 先生の言うように祐ちゃんは咲坂高校のレギュラーメンバーの1人でミッドフィルダーを任されている。 だから、一緒に行ってくれると言ってくれた祐ちゃんの気持ちは嬉しいけど 残念ながら彼は一緒に行くことができない。 「……すいません」 とボソっと先生に謝る祐ちゃん。