「当たり前だろ!うちのサッカー部のマネージャーができるのはお前しかいねぇから!」
「たった2日間いないだけでも、いつも吉岡が出してた用具がどこにあるかわからねぇし、
テーピングを補充しようにもそれがどこに置いてあるかわかんねぇし……いなくなって初めてマネージャーのありがたみを知ったよ。
だから戻ってきてくれよ。俺達が引退してもずっと続けてくれ」
なっ?と先輩達は同意を求めながら、私の答えを待っている。
そして私はバッグからもらってもらえなかった退部届を取り出す。
「間宮先生、私はやっぱり自分が満足行くまでマネージャーでいたいです。
だから……この退部届は」
残ったみんなの視線の中、私は両手で退部届を持ってビリッと2つに私は切った。
「なかったことにして下さい!」

