「おい、圭馬!」 しつこく聞いてくる七瀬。 まじで放っておいてくれ! 俺はまじで必死なんだって! でもどんなにバッグの中を探してもなかった。 「……俺試合に出れない」 「は?」 やっと答えた俺に今度は目を見開いてかなりびっくりした表情を浮かべた。 「だから俺、試合に出れない。 ……スパイク忘れた」 「何やってんだよ!今日は準決勝だぜ? お前がいないと絶対勝てねぇよ!」