空色ホイッスル





私の言葉を聞いた他の体育の先生たちからの視線が刺さる。



「私にはやっぱりマネージャーは向いてなかったみたいです。



もう私にはマネージャーを続けて行けません。



私のことは先生から伝えてもらえませんか?」



私は先生の目を見つめてそう言った。



「吉岡、お前1人でどんどん話を進めていくな。



いきなりそう言いだした理由はなんなんだ?」



いつもより間宮先生が優しい気がする。



こんな私を引き止めてくれようとしてくれるのがすごく嬉しい。



でも……。



私は首を横に振った。