空色ホイッスル




一ノ瀬くんとの約束もこれで果たせたんだ!



今日、久しぶりに連絡してみようかな?



私は内心ルンルン気分で、帰る準備をしようとスポーツバッグを持って更衣室に行こうとすると



柚木先輩と坂木先輩が一緒にロッカールームから出てきた。



なんで2人も出てきたんだろう?



2人の顔はとても怖い顔をしていて、威圧感がとてもあった。



「ど、どうしたんですか?」



おそるおそる2人に聞いてみた。



「すぐ終わるから着いて来て」



と言ってきたのは坂木先輩で柚木先輩は何も言わなかった。



「……はい」



そんな2人に私は小さく返事をして後を着いて行った。