空色ホイッスル




今度は私たちの学校からボールをスタートさせた。



相変わらずと言っていいほど、松川高校もバテてる様子はなく、前半戦と同じ勢いでぶつかってくる。



ベンチにいる私はその場でただみんなに応援することしかできなくて、何かしたくてウズウズしてしょうがない。



ピッチの中ではボールが左右に行き来していて、得点はお互い阻止し合い



だけど……時間が経つたびに選手たちの体力を少しずつむしばんでいっている。



天気の良かった空もいつの間にか雲が出てきて、どんよりしてきた。



試合時間を見ると、あっという間に半分が過ぎていて



今回の試合は後半戦後のPK戦は覚悟かな?と思っていたそんな時だった。



次のパスをメンバーのみんなが待っている中、ボールを競り合っていた祐ちゃんと相手校の選手が同時に倒れた。