空色ホイッスル




ベンチからは遠くて入ったか、入ってないのか分からない。



どっちなの?どっちなの?



とハラハラ待っていると、ゴールキーパーの松下先輩が思いっきり大きくボールを蹴った。



そのプレーを見た時、「…良かった」という安堵のため息が出た。



そして、さっきのシュートはゴールのサイドに行ったからネットが揺れたのだと理解した。



それからも相手のゴール付近までボールが行ってハラハラしたが



後半戦はどちらも点数が入らないまま0-0で試合が終了し



結果的には、3-0で勝利を収め、冬の大会の好スタートを切ることができた。