空色ホイッスル





片方ずつ花火を振り始めて、最初は何やってるんだろう?と思ったけど



よく見てたら何か文字を書いてるようで



「もう1回やって?」



と一ノ瀬くんにお願いすると……



“め い た の し い ?”



ゆっくり文字を書いてくれて一ノ瀬くんは楽しそうに笑っていた。



だけど私が速く解読することができなかったから手に持っていた花火は消えちゃって



新しい花火を掴んで火を付けると



“す ご く ! !”



びっくりマークを2つ付けて私は返したんだ。




それから2人でロクに話さないで花火を振りながらしりとりをして遊んでたんだけど、すっごく楽しくて仕方なかった。