空色ホイッスル




「は……嘘だろ」


と目を見開いてびっくりした顔をした一ノ瀬くんから出てきた言葉はそれだけ。



本当に一ノ瀬くんは、私が祐ちゃんのこと好きだと思ってたのが感じ取れる。



「嘘じゃないよ。



祐ちゃんとはこれからもずっと私の幼なじみ。



よくからかってきて、勉強をスパルタで教えるお兄ちゃん!」



「何だよ、それ。心配して損したじゃん!



合宿の時、芽衣とそいつがイチャついてても部員が普通だったからもう公認なのかと思った……」



「い、イチャつく?そんなことしてないよ!」



そんなことしてたかな?



別に他のみんなと同じだったと思うけどな。



一ノ瀬くんは無自覚か…と言って大きく溜め息を吐いていた。