「自分の好きな人を他の人に打ち明けられるくらいだから俺はその友達も自分に振り向いてもらうためにしてると思うし。
ただ、もし芽衣の友達とその男が付き合ったら2人でちゃんと報告しに行くべきと思う。
それで友達に裏切られたとか何かを言われるのは覚悟して。
それは言えなかったのがいけないのも原因の1つだし。
最初はそんなことをいっぱい言われたとしても
最終的には芽衣の友達が関係を悪くしたくなくて選んだことも冷静になれば気付いてくれると俺は思う。
少しは参考になった?」
「うん、とっても!私こんなに色々な人の立場になって考えることできなかったよ。
友達に話してみるね!ありがとう!」
モヤモヤした自分の心に一筋の光が差しこんで、だんだん晴れてきたような感じだった。
今はこのまま一ノ瀬くんともっと仲の良い関係を築いて振り向いてもらえるように努力することだけを考えようと思った。

