「芽衣は食べないの?」と言われてハッとした私は、ツナサンドを取って食べてみた。
自分で作ったけどおいしいかも、なんて。
でもそれと同時に今日は考えないようにしていた気持ちも溢れてきた。
私……沙月ちゃんに頑張ってねって応援したくせにこうやって一ノ瀬くんの隣にいる。
いけないって分かってるのに。
自分が本人に面と向かって言うことができなくて、逃げたわけだから
……当然の報いなのに。
言えない私は大人しく諦めた方がいいのかなとさえ……弱い私は考えてしまう。
「はぁ……」
この問題の答えだけはどうしても見つからない。
だからいつもこのループに嵌る。
数学の答えみたいに計算して過程を踏んで答えられる問題だったら良かったのに。

