空色ホイッスル




気付いたらさっきまでいた人たちのほとんどがいなくなっていた。



空もいつの間にか夕焼け空になっていて、太陽も沈もうとしていた。



「一ノ瀬くん、お腹空かない?



サンドイッチ食べようよ!」



「食べたい!結構お腹空いてた!」



私たちは海で砂を落としてからシートの所に戻った。



バッグからウェットシートを出して、一ノ瀬くんにもあげてからサンドイッチの入った保冷バッグを取り出した。



「型崩れしてないといいんだけど……」



と言いながら私はゆっくり保冷バッグからランチボックスを出してシートの上に載せた。



ゆっくりフタを開けてみると、走ったりしなかったからか全然型崩れしてなくて安心した。