空色ホイッスル




「この辺にする?」



芽衣はうん!と頷いて、肩に背負ってたバッグの中からレジャーシートを取り出した。



「小さいかもしれないけど、これの上に置こ?」



「ありがと、さすがマネージャー!用意がいいな!」



2人座れるくらいのシートを広げてその上に花火や飲み物を載せた。



「えへへ!実はシートはあとで一ノ瀬くんと作ってきたサンドイッチを食べるために持ってきたんだ」



「まじで?花火する前にどっか食べに行こうと思ってたのに嬉しい!」



芽衣はおろしていた髪を2つに両サイドに結び始めた。



なんか全体的にいつもと違うと思ったら髪をおろしてからだと今になって気付いた。



いつもはポニーテールだもんな。



髪を結ってるところなんてなかなか見る機会ないからドキっとする。



「よし!海に入りに行こう?」



「あぁ」



俺達は海に向かって駆けだしたんだ。