「んー……やべっ!完璧寝てた」
洗濯機の大きな音が出始めた瞬間、すぐに一ノ瀬くんは起きた。
「ごめんね!疲れてるのに起こしちゃって……」
私は一ノ瀬くんの方を振り返って、ただただ申し訳ない気持ちで謝る。
「全然、むしろここに来たら起こしてよ?
俺、勉強終わったらすぐここに来たんだけど」
一ノ瀬くんは両腕を上げて伸びをしている。
すぐにここに来てくれたことが嬉しくてドキドキがさっきよりも速くなる。
もう「好き」って意識しちゃったら、一ノ瀬くんにどんな顔して話していいか分からない。
「だって気持ちよさそうに寝てる一ノ瀬くん見たらさすがに起こせないよ。
でも可愛い寝顔見れちゃった!」
私はにこにこ笑いながらそう答えた。

