「雨宮、お前勝手になにやってんだよ!」
と大声を出す部長。
でも祐ちゃんはその言葉に気にも止めずにこう言った。
「俺たち3年はもう次の冬の大会で最後だろ!なのに、あんな秘密兵器のように
いきなり出てきたアイツに俺らが弄ばれるのなんか冗談じゃねぇ!って思ったから……
セカンドゲームは絶対フォワードに出ろよ。
次もディフェンダーで出たりしたら本気で戦わないお前を許さねぇってアイツに言った」
「…………」
部長は何も言わなかった。
周りのみんなは「よく言った!」と祐ちゃんを褒め称えている。
私はなんだか複雑な気持ちになってみんなと一緒に祐ちゃんにすごいよ!という言葉をかけるできなかった。

