空色ホイッスル




朝練の時間からみんなの目つきがいつもと違うように見えた。



最初のジョギングやアップはいつもは笑い声や話し声が飛び交っていたのに



今日は必要最低限の話し声しかなくて、昨日と同じメニューの持久走や走り込みにしても



手を抜かずしっかり行っていて、1つ1つの返事にもとても締まりがあることから



みんなの本気の気持ちがじわじわと伝わってきた。



きっと間宮先生もこのいつもと違う状況に気付いてるんだけど、何にも部員には口にしたりしない。



ただ、私に呟いた言葉は……



「城田の奴、いったいみんなに何て言って発破をかけたんだろうな。



吉岡はその場にいたのか?」



間宮先生は腕を組んでみんなの姿を見ている。