空色ホイッスル




目をおそるおそる開けて、俯いていた顔を上げると……



ランドリールームの前に立っていたのは芽衣と私のことを呼ぶ



「一ノ瀬くん……」



だった。



「ここにいたんだ。すっごく探した!」



と言う彼に、私は怖かった気持ちが抜けてホッとしたら何にも言葉が出なかった。



「…………」



「俺、昨日からずっと芽衣のこと探してたんだけど。



昨日は勉強の時間終わってから、宿泊棟しか探さなかったから今日は他の所も探してみようと思ったら



ここだけ電気が付いてて誰かいると思って来てみたんだ。



もしかして昨日もここにいた?」



そう尋ねてきた彼に私はコクンコクンと大きく頷いた。