空色ホイッスル




そして次に思ったのは一ノ瀬くんのこと。



あの現場を見ていたのかな?って思った。



私が誰にでも連絡先を教える訳じゃないっていうことを知ってもらえたら良かったけど



友達と話してたからな……もしかしたら全然気付いてなかったかもしれない。



でも一ノ瀬くんにしても今日の名前の彼にしても2人とも初対面だったのに、



一ノ瀬くんの時は私は自分の連絡先を教えてもいいと思えたのに



「どうして今回は駄目だったんだろう……」



と思った。



今回は教えたくないって気持ちが大きかった。



だからあんな嘘を吐いてでもその場から逃げることを決断してしまった。